おりおりノート。出会った美味いもん日記。

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富士宮市の富士錦酒造蔵開き2018に行ってきました(2)

富士錦さんの蔵開きのつづきです。こちらの写真は蔵屋敷の中庭です。 

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向かって右が大吟醸試飲の列、左が蔵内へ続く列です。
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大吟醸の無料試飲、大人気ですね。ただ、大吟醸は用意された分がなくなり次第終了ですので、お早めに。

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ここは蔵内で、ここの右手側が洗米場、甑(こしき、蒸米の大きな蒸し窯です)、放冷などの作業が行われる場所。右手、ちょっと見えている機械が放冷機(蒸米を均一に冷やす機械)です。左手の部屋には貯蔵タンクが並んでいて、部屋ごと冷やす設備が整っています。

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貯蔵タンクの前には、鑑評会出品酒の販売(中央)と、有料試飲の大吟醸(左右)のカウンターが出ていました。左右の札に書かれている「M-310」「HD-1」とは使用されている酵母の名前。40%と書かれているのは精米歩合の事で、酒米の60%削った残りの40%、お米の芯だけでお酒を造っていますという意味です。

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ここは通常、醸造蔵です。まだお酒造りの最中ですから、紅白の幕で囲んで入れないようにしています。酒造りに余分な菌の混入を避けるためもありますが、実はお酒のタンク内は二酸化炭素が充満していますので危険なんです。もしタンク内に落ちたら一発で気絶、そのまま溺れてしまいます。私も試しにタンク内の二酸化炭素を吸ったことがありますが、ガンッと頭を殴られたような痛みやショックを感じます。これは、間違いなく気絶します。

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通路を通り抜けた先では、樽酒がふるまわれています。このサイズの樽を4斗樽(72リットル)って言います。樽からひしゃくでお酒を入れてもらう。こういうのは気分ですよね~。

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その先では販売コーナーが設置されています。こういう蔵開きでしか手に入りにくいお酒もありますから大人気です。この日は「活性もろみ酒」も用意されていました。こういうお酒もお薦めです。かなり美味しかったですよ。

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お昼近くになっても続々お客さんが来場します。清社長も「過去最高の来場者になるのでは」と仰ってましたが、良い陽気ですからね、沢山の方が出掛けられたのではないかと思います。

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この日のニュースでは東京の桜が開花したと盛んに言っていましたが、富士宮市の柚野の里ではまだ梅が咲いていました。桜は3月末~4月上旬でしょうか。