旧・芝川町、富士宮市内房のドリーム101は、内房に暮らす有志が手弁当で運営している施設。「ドリーム101」という名前は、みんなで仲良く元気に101歳まで生きよう！という願いから付けたそうです。
私は「大人たちが本気で秘密基地ごっこをしたらこうなる！」という見本だと思っています。上の建物すべてが、ドリーム101の皆さんの手作りというか、この広場の整地から、山から材木の切り出し、製材から全部自分たちだけでやってしまう。
農家、林業、建築、土木、電気工事、塗装、猟師といった様々な職業の人たちと、その奥さんたちによって運営されています。皆さん、欲がなくって、最初は地域のお年寄りが気兼ねなく遊びに来られる場所を造ろう！という事から始まりました。
ドリーム101は、毎週日曜日しか活動していませんが、一日中、焚火が絶えることはありません。焚火って、いいですよね～
今は地域にとどまらず、若い世代の人たちも遊びに来てくれる。上の露天風呂も、1年以上の時間をかけて、自分たちで作ってしまったのですよ！すごいでしょっ！
この先、世界がどうにかなっても、ここの人たちはみんな生き残っていけるんだろうな！そんな風に、無条件に思えます。
これが露天風呂用の薪ボイラーです。残念ながらというか、温泉ではなく地下水ですが、山から切り出してきた薪で沸かしたお湯です。ゼロエミッションです。ここで皆さんに会うと、「本当にすごいな、内房の人たちは凄い！」って心から思います。
このドリーム101では、奥さんたちが料理を作ってくれます。カレーやBBQ、ラーメンなどの食べものメニュー、これ何と全てが300円なんです！
竹の子の季節になると、竹の子入りのカレーになります。内房って竹の子の名産地なんです。実は、「竹の子王」で有名な風岡さんの竹林も、ここ内房にあるんですよ＾＾
山菜の季節が始まった今は、そう、フキノトウの天ぷらがカレーに添えられています。これで300円、、、何と言うか、本当に幸せな気持ちになります。
こうしたご飯メニューだけでなく、お母さんたち手作りのいろいろなお総菜も売っています。それも、ほぼ１パック100円なんです！ありがたいなぁ～
この写真は、露天風呂のボイラー熱を利用してサウナが作れるんじゃないか！と打ち合わせ中の、ドリーム101メンバーの皆さん。大人が真剣に秘密基地作りしている様子です。貴重な画です。いいですよねぇ、皆さん、きっとサウナも作っちゃいますよ。間違いなく、楽しみながらね。
ドリーム101を訪れると、「充実した人生って何だろう？」って、いつも思います。そうだ！今度、ここでソロキャンプさせてもらおう！いい考え！！うわー、なんかすごく楽しみだ～。ソロキャンの様子は、またレポートしますからね＾＾
